Tick-Tack-95と98は、Windows 95/98、NT/2000、XPの下で作動します。スタート、すべてのプログラム、Tick-Tackの順にクリックし、自分が学習するソフトを選べば、Tick-Tackウインドウが現れます。 

Tick-Tackウインドウ 

このウィンドウは、すべてのTick-Tack語学ソフトに共通のウィンドウで、下記のメニューからなっています。 

メニューバー　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目的言語ボックス

呼び出しバー

ツールバー

テキスト領域

選択ボックス

例文ボックス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  ソース言語ボックス 

テキスト領域 

これがお客さまのワーキングスペースです。ワーキングスペースは、次のようなことをするために使用されます。 

・Tick-Tackソフトの例文を呼び出し、編集する。

・ファイルを開く。

・新しいテキストをタイプする。

・カラー写真を表示する。

・ビデオクリップやフィルムを再生する。 

例文の呼び出し 

例文は、一つずつ選択して呼び出すこともできますし、また、複数の例文を選択して一緒に呼び出すこともできます。例文の選択には下記の二つの方法があります。 

１）画面にある左側の一番下の例文ボックスから例文集をスクロールして必要な例文をクリックすると、呼び出しバーにコード番号が表示されます。ENTERを押すと、テキスト領域に例文が目的言語で表示されます。 

例文の全文が見えないときは、SHIFT-F3を押すと、全文がソース言語と目的言語でプレビューボックスに表示されます。 

２）学習が進んで必要な例文のコード番号を覚えてしまったら、呼び出しバーをクリックしてコード番号（例えば、A5）をタイプして入力してください。RETURNを押すと、テキスト領域に必要な例文が表示されます。 

呼び出しバーに次々とコード番号を入力し（コード番号間にスペースを入れてください。）、RETURNを押すと、コード番号に対応した例文が全部テキスト領域に表示されます。 

編集して新しい文章を作ってください。必要なら他の例文を呼び出したり、写真を挿入したりすることもできます。 

文章を印刷するためには、File/Printをクリックしてください。必要ならcut & pasteで文章を他のワープロソフト（例えば、Word）に移したり、電子メールメッセージとして送信するためにお好みのインターネットソフトに移動させたりすることもできます。 

.RTFフォーマットで保存しておけば、Wordで呼び出すこともできますし、フォーマット、フォント、カラーなどがそのまま保存されます。 

選択ボックス 

画面の左側と右側に選択ボックスが４つあります。左下にある二つのボックスは、選択する毎に例文をスクロールして必要な例文を選択するところです。 

右側にある２つのボックスを使って目的言語とソース言語を変更することができます。 

例文の選択 

画面左下の上の方のボックスが選択ボックスです。このボックスに現在使用している選択名とインデックス文字（A, B, Cなど）が表示されます。 

下の方のボックスは、例文ボックスです。このボックスに現在選択されている最初の例文とコード番号が表示されます。 

例文ボックスの任意の個所をクリックすると、選択された最初の数例文が表示されます。表示された最後の例文の反対側に下矢印をクリックすると、残りの例文が表示されます。 

選択した例文の任意の文言をクリックすると、その例文のコード番号が呼び出しバーに表示され、ENTERを押すと、例文がテキスト領域に挿入されます。ENTERを押す前に例文集の任意の番号を選択することもできます。 

選択の変更 

選択ボックスの任意の個所をクリックすると、選択された最初の数例が表示されます。表示された最後の選択名の反対側に下矢印をクリックすると、他の選択名が表示されます。 

選択された選択名の任意の文言をクリックすると、選択名とインデックス文字が選択された選択名に変り、例文ボックスに選択された最初の例文が表示されます。 

言語の変更 

画面の右側にある二つの選択ボックスで下記のように言語の変更を行うことができます。 

１．目的言語−テキスト領域の文書に表示される例文の言語。呼び出しバーの反対側の上部にあるボックスがそうです。 

２．ソース言語−選択する例文をスクロールする言語。下の方にあるボックスがそうです。 

必要に応じて、これらの言語のいずれか、又は、双方を変更することができます。同じ言語を両方のボックスに表示することもできます。 

上部のボックスの矢印をクリックすると、現在インストールされている言語が全部表示されますので、その中から必要な目的言語を選択することができます。 

選択した言語をクリックすると、その言語だけが表示され、残りの言語は、表示されません。 

下部のボックスの矢印をクリックすると、同様なことが起こりますが、使用するソース言語が決定されます。 

目的言語を変更しても、すでにテキスト領域に表示されている例文には影響しません。新しい言語で表示されるのは、変更後新しく呼び出された例文だけです。そのために、テキスト領域に同じ例文を種々な言語で同時に表示することが可能となります。 

画面上のヘルプ 

Tick-Tackの使用法は、この「CD-ROMの使用法」で習得することができますが、必要に応じて画面上のヘルプをクリックして詳細情報を入手することもできます。 

２つの言語の即時プレビュー 

文章を二つの言語（ソース言語と目的言語）で同時にプレビューし、長い例文からなる文章全部を読んで、正しい例文を選んだかどうかを確認したり、その意味をチェックしたりすることができます。 

通常の要領で例文を選び、コード番号を呼び出しバーに表示し、SHIFT-F3（SHIFT-キーを押したままFunctionキーF3を押す）を押してください。それとも、Options/Previewを選んでください。（Optionsをクリックした後、Previewをクリックしてください。）プレビューボックスが現れ、ソース言語の文章が左側に、目的言語の文章が右側に表示されます。 

Addをクリックすれば、テキスト領域のカーサーのある所に文章が入力されます。入力したくなければ、Cancelをクリックしてください。 

いずれの場合も、プレビューボックスは、消えて、コード番号も呼び出しバーから削除されます。 

アクセント記号付文字の入力 

アクセント文字の入力は、テキスト領域で簡単にできます。Functionキーの1つを押して離し、必要な文字をタイプしてください。 

SHIFTキーを押しながら文字をタイプすると、アクセント大文字が入力されます。 

F4で鋭アクセント文字が得られます。

á é í ó ú       Á É Í Ó Ú 

F5で抑音アクセント文字が得られます。

à è ì ò ù       À È Ì Ò Ù 

F6で曲折アクセント文字が得られます。

â ê î ô û       Â Ê Î Ô Û 

F7で波型符号文字が得られます。

ñ ã õ          Ñ Ã Õ 

F8でウムラウト付文字が得られます。

ä ë ï ö ü       Ä Ë Ï Ö Ü 

F9で各種のアクセント文字が得られます。

ç ß ª º ¿ ¡ Ç 

メニュー表示言語 

Options/Menu languageをクリックし、下記のネイティブ・スピーカーの言葉で書かれた最初の３文字をダイアログボックスにタイプすると、メニュー表示言語を変更することができます。 

ENG（英語） FRA（フランス語） DEU（ドイツ語） ESP（スペイン語） ITA（イタリヤ語） DAN（デンマーク語） NED（オランダ語） SVE（スロベニヤ語） POR（ポルトガル語） その他。 

小文字でタイプしても結構です。Menuバーの言語が直ちに変り、同時に見出しの項目の言語も変ります。 

共通のダイアログボックスの言語は、Windows版によって決まっていますので、影響を受けません。 

ルーラーラインとタブライン 

テキスト領域は、Options/Ruler OffとOptions/Tabs Offをクリックしてルーラーラインとタブラインを隠せば、広くなります。ルーラーラインとタブラインを隠して、Options/Saveで設定すれば、次にスタートしたときも隠れたままです。 

下のタブラインの左マージンマーカーは、２等分されています。下半分は、一部の文章の左マージンを設定するために操作してください。上半分は、パラグラフの第１行を字下げするために使用されます。 

マウスでマーカーをドラッグするだけで操作できます。 

マージンの変更 

画面および印刷用に文書全体のマージンを変更するには、Options/Marginsをクリックしてください。 

一般的な設定は、トップ2.5、ボトム2.5、左2.5、右2.5（または4.0）です。この設定を保存するためには、Save/Settingsをクリックしてください。 

印刷プレビュー 

File/Print Preview Onをクリックすれば、印刷するページの具合を縮小版でみることができます。使用中のフォントの大きさによっては、テキストが読める場合もあります。この機能は、ページのフォーマット設定に役立ちます。 

ユーロメイル 

ユーロメイルは、ロシア語とギリシア語で電子メールを送信するために設計されたもので、現在では、フォントを変更する有効な機能となっています。しかし、関連ソフトがインストールされなければ機能しません。 

別のフォーマットにおけるOpenとSave 

このソフトには、複雑なHighEdit（.HED）フォーマットが採用されています。しかし、文書は、.RTF .TXTおよび.OEMフォーマットでOpenおよびSaveができるようになっています。.OEMフォーマットでASCII（ANSIでない）設定位置に全てのアクセント文字が保存されます。したがって、ASCIIファイルをANSIフォーマットに変換できますし、その逆を行うことも可能です。 

.RTFフォーマットのファイルは、Wordでも使えます。 

音声機能 

Tick-Tack CD-ROMには、サウンドファイルが用意されているソフトがあります。 

このサウンドファイルを聞いて、話し言葉の理解力を向上させたり、発音の練習をおこなったりすることができます。 

マイクロホンを使って自分の発音を録音し、オリジナルと比較してください。 

課題ファイル 

主要な言語については、画面上の課題ファイルの形で広い範囲の練習問題が出題されます。 

これは、音声ファイルと連動していますので、Tick-Tack語学ソフトを総合的に利用すれば、大きな効果が期待できます。 

ビデオ

Tick-Tack CD-ROMの一部のソフトには、ビデオ・クリップとノーカットのビデオ映画が再生できるソフトがあります。 

そのためには、ビデオファイル名をTICK-TACK.INIファイルに入力しなければなりません。 

画面上のTick-Tack Quick Guideを見るには、ここをクリックしてください。